
2012年3月23日発売!
アマゾンで予約していたのですぐ届いたので早速読んだ。
若林栄四さんの講演会とかもたまに行ったりしていたし、著書のほとんどを読んでいるオレにとっては、だいたい言っていることがわかるので、スムーズに読めた。
若林栄四さんのことを知らないと、何を言っているのか半分ぐらいはわからないのかもしれない。若いときはそうでもなかったけど、だんだんより深く、いわゆるDEEPになってきて(相場の世界はしょうがないけど。)オレはうれしいんだけど。
言っていることは、ドル円は大底を打ったということ。
断言するところがこの人のいいところ、全部が全部当たるわけでもないのはあたりまえだけど、大局がだいたいそのとおりになることが多いし、ドル円に関しては特にそう。
ユーロに関しては少し迷ったりあるみたいだけど・・・・。ユーロは最近だからしょうがないんだろう。どうしてもユーロを見なければならないときはドイツマルクを見ないといけなくなるから。・。。
今回のドル円の急激な円安方向への動きで、75円台が底だったとの認識。
あとは、日本株。今後上がっていくだろうと。
日本株は、若林さんの専門でもないから、ユーロと同じく少し?って時もある。
しかし、円安に大きく振れていくならば、株も上がっていくだろう。デフレが終わると言っている。
たしかに、スーパーの値札をここ数年みていると、上がっている品物が多い。とくに毎日のもので・・・。卵、牛乳、いろいろ。。。2.3年前からか・・・
マクドナルドも値上げしまくっているし、牛丼も一時のフィーバーは終わっている。
毎日大きく変化するとわかるんだけど、人間は鈍感だからわからない。しかし、足下は間違いなくインフレになってきている。それに、最近では原油が高い。灯油の値段なんか、ここ数年でどれだけ上がっていることか・・・・主婦はよく知っている。
もちろんインフレになっても収入が増えるわけでもないんだろうけど。、。。そんなことは本には書いていないけど・・・関係ないから。
あくまでも相場の本。
20年来、若林栄四を追っかけているけど、相変わらず衰えない人だ!
FXで40年もあやっててまともに勝っている相場師は、若林栄四だけだろう。